たまごっち! #16
ききっち!今夜は眠れない
「ゆっくりしていってね」(マダムキキ)
ききっちのお家にお泊り会に来た、ちゃまめっちといもっちの2人。
スーパーセレブな複合タウン“セレブリア”のオーナーを務める両親を持つだけあって、
それはもうゴージャスなお家。大庭園には自家用ヘリコプターまで完備しているようです。
お家だけでなく、ムッシュキキパパにマダムキキと、両親の名前もなんだかセレブな感じ。
名前が「っち」で終わらないたまごっちは他にもいるようですが、一体どのくらいいるのやら。
お家が広すぎるため、実際の移動手段ともなっているカート。
食事のソースを取りに行くのも、執事がカートで取りに行くという贅沢っぷり。
子供たちのために、打ち上げ花火をプレゼントする両親の計らいがまたいい感じ。
花火の感動覚めやらぬまま、寝る時間を迎えたちびっこトリオ。
お泊り会の定番である枕投げ…はやらずに、3人は怪談話をすることに。
「もういいよ〜」と言うちゃまめっちの表情がいい味出していますね。怖すぎワロタ
いつもはやんちゃな感じのききっちですが、実は怖がりだったという。
意外と繊細な一面も持ち合わせていたんですね。そのギャップもまたよし。
変な音の正体はともかく、ききっち本来の行動力が見られるようなお話でもありました。
寝ながらラブリンフラッシュをバシッと放ったり、「エブリー・ラブリー」を歌うちゃまめっちに、
ぐるぐる…というか、そこら中をゴロゴロ転がるいもっちと、女子組はどうも寝相が悪いようです。
「今夜は眠れない」というサブタイトルが、別の意味で実現しちゃいましたね。がんばれ、ききっち。
ところで、正月以降出番のないスペイシー・ブラザーズ一向ですが、
たまスク低学年の教室が映るシーンにて、アカスペっちとピポスペっちを地味に確認。
あまりにも地味すぎて気づきにくいですが、そろそろ彼らの活躍をまた見たいところですね。
クール!くろまめっちの冒険
クールに定評のあるくろまめっちのお話。
いつかはやってくれると信じていた、くろまめっち主役回。
開始早々、過去の出来事について掘り返されたのには笑いました。
甦る、くろまめっちの黒歴史。
まさか「踊るあんパン&牛乳刑事」のネタを持ってくるとは思わなんだ。
おまけにスケートのときの派手衣装まで。これはひどい羞恥っぷりですね。
まめっちたちとの関わりで、いつしか親しみやすくておもしろいキャラになっていた
くろまめっちさん。本当の自分はもっとクールだったはず!と、思い始めるのでした。
ラブリンファンは伊達じゃなかった…。
まめっちたちの誘いを断った際、シャッターが閉じたのには吹いた。
元々はガレージを応用した部屋なんでしょうか。いろんな意味でクール。
「何やってんだオレ…」と部屋で自分を見つめ直す様もクールすぎましたよ。
カップに浸かっているのが気になる、WARUCAFEマスター。
クールについて考えるため、くろまめっちが向かった場所は“WARUCAFE”。
度々登場するこの場所は、ワルカフェではなく“ワールカフェ”と読むそうです。
そのWARUCAFEにて、くろまめっちは“クールダンディ”と呼ばれるたまごっちの話を耳にする。
やることなすことすべてがクール。男は憧れ女はシビれ、赤ちゃんは泣きやむという伝説のたまごっち。
是非会いたいと思うくろまめっちでしたが、残念ながら行方はわからず。会えるかどうかは本人の気分次第。
しかしこの存在に影響されたのか、くろまめっちは自分自身のクールを見つけるため、旅に出ることを決める。
いつもと違うタッチで描かれる旅の情景。BGMも無駄にカッコよく聴こえます。
壮大に描かれた割には、クールの答えを見出すことができなかったようですが。
そして、旅の果てに出会った1人の不思議なたまごっち。その名も“もりかみっち”。
某森の精を彷彿とさせるような出で立ちですが、位置づけもそんな感じなんでしょうか。
「小さな川も、やがては大きな海となる」というもりかみっちの言葉を聞いたくろまめっちは、
まだ焦らなくてもいいんだと悟り、たまごっちタウンへ帰るのでした。締め方がいい感じにクール。
もりかみっちが伝説のクールダンディと思いきや、まさか別の該当者が現れるとは…。
演出がまた上手いですね。よく練られているアニメだなぁと、改めて感心してしまいました。
CVは大竹宏さん。兼役が多い中、過去作品と同じキャストだったのは驚き且つ嬉しいところ。
マクモーさん!マクモーさんじゃないか!*1
今回はAパートもBパートもサブキャラがメインなお話でしたが、
両パートともにキャラがちゃんと引き立っていて、見ていておもしろかったです。
今後もいろんなキャラの一面が見られることを期待しております。ござるっちとか是非。